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ストックホルム症候群【心理学・メンタリスト】

ストックホルム症候群。

 

そう聞いてあなたは

何を連想するかしら。

 

恥ずかしいけど私は昔

ストックホルム症候群と

シックハウス症候群の2つが。

 

頭の中でごちゃごちゃに

なっていた時期があったわ。

 

ストックホルムってなんだか

ホコリっぽくないかしら。

 

それは私だけが

感じてることかしら…。笑

 

まぁ、でもこれで

あなたは誤解しないわよね。

 

ストックホルム症候群とは

ストックホルム症候群とは

誘拐や人質事件などの被害者が

監禁者に対して仲間意識を抱き

犯罪者に共感してしまう状態。

 

これを心理学では

ストックホルム症候群と呼ぶ。

 

この名前は1973年にスウェーデン

で起きた銀行人質立てこもり事件を

語源としているわ。

 

この事件では2人の男が

ストックホルム銀行を占領した。

 

ストックホルム症候群は

ストックホルム銀行から来ている訳。

 

そして。

 

2人の犯罪者は4人の銀行員を人質とし

拘束して3×14メートルの金庫室に

131時間の間立てこもった。

 

犯罪者は5日以上も

立てこもった。

 

そこでとある事で

警察当局が驚いたことがある。

 

それは…

 

人質たちは立てこもり事件を

解決しようとしている警察官

に対して憤慨していた。

 

それに。

 

強盗たちを

人質がかばおうとした。

 

しかも。

 

人質の1人は婚約を破棄して

刑務所にいた元犯人との関係を続けたわ。

 

そして、人質にされた4人全員が

強盗犯たちに不利な証言

をすることを拒んだ。

 

それに止まらず

強盗犯の弁護の為に資金まで工面した。

 

常識的に考えてどうかしら??

 

あなたがとある強盗犯に監禁されて

人質にされたとして。

 

その犯人と男女の関係までに

発展させてしまう。

 

そんな常識では考えられないことが

心理学の世界では起こっている。

 

実際に人間は

そこまで合理的ではないわね。

 

ストックホルム症候群メカニズム

このストックホルム銀行

立てこもり事件に関心を抱いた

精神科医たちは人質たちの反応を

一種の防衛機制であるとみなしたわ。

 

フロイトの用語を使えば…

 

人質たちは監禁者に肯定的な感情を投影し

共感することによって差し迫った死の恐怖

を和らげようとした。

 

つまり。

 

エディプス・コンプレックスに苦しむ

男の子が脅迫的な父親の存在を超自我

として自分の中に取り込んで父親の

価値観に共感するようになるのと

同じメカニズムだと考えた訳ね。

 

ストックホルム症候群のケースでは

監禁者に味方することによって

人質たちは支配力を取り戻す。

 

それと同時にやり場のない

怒りと無力な憎しみによって生まれる

緊張感を和らげたのかも知れない。

 

その後FBIの調査によれば

調査対象の人質事件の被害者の92%は

こうした兆候を示していない事が判明した。

 

つまりストックホルム症候群は

滅多に起きない現象だということ。

 

FBIはストックホルム症候群の

生じるいつくかの前提条件を

以下のように示した。

 

✔︎人質が殺されるかも知れないという恐怖を抱く

✔︎命が助かったのは監禁者のおかげだと感じている

✔︎人質と監禁者が狭い場所で他から隔離されて長時間を過ごす

✔︎監禁者が人質を優しく扱い肉体的にも精神的にも虐待しない

 

しかし、最後に挙げた条件は

ストックホルム症候群だと思われる

ストックホルム銀行の事件以外の

有名な事例では必ずしも当てはまらない。

 

ストックホルム銀行の他は?

1974年。

 

シンバイオニーズ解放軍と呼ばれる

左翼の都市ゲリラが新聞社の社長令嬢

19歳のパティ・ハーストを誘拐する

という事件が起きた。

 

数ヶ月後。

 

彼女には『タニア』という

コードネームが与えられ

犯行グループの一味として

銀行強盗に加わった。

 

それはまるで…

 

犯行グループの聖戦に

加わっている様だった

と言われているわ。

 

後になって彼女は犯行グループに

性的虐待を加えられ拷問されたと主張した。

 

ストックホルム症候群は

ドメスティック・バイオレンスの被害者が

警察当局に協力することを拒んだり

加害者の保釈金を用意するなど

 

加害者に尽くす様な行動を

説明する場合にも用いられる心理学の用語。

 

これが心理学で有名な

ストックホルム症候群の正体だわ。

 

本当に人間の行動は

理屈だけじゃ説明できないわ。

 

なぜなら人間は

感情で動く生き物だから。

 

感情で動いてその後

自分に都合の良い理屈を作り上げる。

 

人間は合理的であろうとするけれども

それほど合理的な生き物ではないわ。

 

ストックホルム症候群を

既に知っていた人も

今日初めて知った人も

何か一つは役にたったかしら。

 

心理学は本当に面白いわ。

 

ぜひ今回のストックホルム症候群の

話を誰かにしてあげて。

 

人は教える時に学ぶ。

 

エビングハウスの忘却曲線

を思い出してちょうだい。

 

人間は聞いた話を

20分後にはほぼ忘れてしまう。

 

人間はそういうもの。

 

せっかく私のブログで

心理学の知識を身につけたのなら

しっかりアウトプットをしないとね。

 

今回はストックホルム症候群でした。

 

最後までお読み頂き

ありがとうございました。

 

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メンタリスト図書館 館長

宮裏アカネ

 

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